おっさんの韓国生存記

韓国で住んでいる中年の男です。

ツイ廃の私が開発した独自の英語学習法

 こんにちは。

 皆さんは仕事で英語を使っていますか?私は韓国の会社に就職したため、英語よりも韓国語の方が重要だと思っていたのですが、昨年頃から英語無しでは仕事ができない環境になってしまいました。何故なら、役員は英語しか使えない人を会社はどんどん採用してくる、生産拠点を行ったこともない国に移す、本社中心の輸出ビジネスではなくグローバルtoグローバルの直取りのケースが一般化してきているという状況で、海外のどこの国の人だかよくわからないような人々とメールや電話でのやりとりが確実に増えているのです。

 

 そして周囲の皆さんも私も、意外と英語ができないのですよね、これが。TOEIC800点は当たり前のようなご時世ですが、テストの点は取れでも仕事ができない。何故なら、英語というだけで日本人も韓国人も中国人も気が引いてしまう、構えてしまうという態度があるからです。それだけ、英語という言語は特別で価値があってスマートな人や金持ちの階層に生まれた人だけが流暢に扱える特権のようなものであるように感じられるからです。

 で、私は高校の頃から英語は学年トップクラスで、大学では英語の教科書で学び、大学院では英語の論文を読み込んだ、英語ができて当たり前であるかのような見かけなのですが、全て、見掛け倒しなのです。いざ、電話がかかってくるとてんやわんや、メールを書こうとしてもグーグル翻訳機で何度も確認、軽はずみでメールを送ったら大きな誤解を生んでてんやわんや・・ビジネスの場では絶望的に英語ができない部類に入っていて、これまでの学校教育は何だったのかと羞恥心と後悔に苛まれている日々であります。

 勿論、このような状況から一刻も早く抜け出したいばかりに、スカイプ英会話3種類、スタサプのビジネス英会話アプリ、時代に合わないオフライン英会話教室、フリートーキング飲み屋・・と言った具合に、それなりにチャレンジしてきましたよ。ただ、ファクトだけを言えば、どれも6ヶ月以上続いたことがないというのが現状です。だから、英語の力が付いてきたかなと思ったら間が空いて実力が落ち、危機感を感じて再度始めてはまた間が空いて実力が落ち・・の繰り返しです。ですから、英語力は、アメリカ株のように継続的に伸びるのではなく、長期間浮き沈みがあれど安定的にレベルの低い英語しか駆使できないというのが客観的な事実ではないのかと思うのです。

 では、どうすればいいのか?私は最近様々な検定試験を受けながら思うことがあり、下記のような記事を書いたことがあります。 

gyurae1.hatenablog.jp

 

 英語は言語だから検定試験とは違う。私はずっとそう思っていました。勿論そうでしょう。でも、自分の英語力が伸びているのかどうか、正しいのかどうか、基本ができているのかどうかを把握できず、ただ「ハイ、ハウアーユー?」から始める英会話をひたすら続けたところで英語は伸びるのでしょうか?私は伸びないと思うのです。何よりもそれでは続かない。

 検定試験に落ちて合格するを繰り返しながら、上記記事でも書きましたように、インプットとアウトプットの繰り返しと、そして問題を解くということによる実践的な行いこそが、記憶の定着・実力の向上に繋がるのだと書きました。

 それを英語に応用できないでしょうか?そして私は考えました。自分の特性に合わせて、英語の勉強法を検定試験のように体系化して、継続できる仕組みを作ろうと。そして考え抜いて出てきたのは①基本をインプットすること、②アウトプットを評価してもらうこと、③①②を仕組み化することという3段階です。どういうことかを説明致します。

 ①のインプットをするというのは、2つあります。まず、最低限の文法の知識と単語を覚えるという簡単な話ではなく、頻出する広範囲で基本的な表現と、英検準1級から2級程度の英単語を血肉化するということです。そして私は以下の本を繰り返し読むことにしました。

 

  実は上記必須フレーズ100を10回ほど読み込んで、TOEIC Writingテストではレベル9段階でレベル7の評価を現在は取得しています。ただ、語彙力を補強する必要があるため、必須フレーズ100と共に大学受験レベルの英単語を総復習して血肉化しようと思っております。

 さらに、スピーキングのフレーズはライティングとは異なるため、それ専用の教科書を一つ準備しました。下記の教科書です。こちらも血肉化するまで読みきるつもりです。

[音声DL付]話す英語 実戦力徹底トレーニング

[音声DL付]話す英語 実戦力徹底トレーニング

  • 作者:愛場 吉子
  • 発売日: 2019/01/29
  • メディア: Kindle版
 

 次に、②アウトプットを評価してもらうことに関しては単純な話で恐縮ですが、定期的にTOEICのスピーキングとライティングの試験を見ることに尽きるのではないでしょうか?伊達にTOEICではありません。公信力と権威があるのは、それだけ、客観的で正確に英語力を測定してくれるからに他なりません。

 最後に、③の①②の仕組み化という問題です。これが一番難しい問題です。でも、私が一日の内に無理なく楽しく続けていることに英語を組み込めば続けることができるのではないかと考えたのです。つまり、毎日続けているツイッター。これはもう呼吸のように自然に行っていることで、言いたいことをつぶやかないことには一日が始まらないほどです。であれば、英語用のアカウントを一つ作ればどうだろうと考えるのは自然なことです。

 でも、英語でつぶやくとしてもそれが正しい文章なのか、誤解を生まないのか、不安になります。どれだけ①②を継続しても、それは飽くまでも基本的な『型』を身に着けたに過ぎないのです。ここが言語の難しいところです。ですので、日頃から、自分の書いたものを添削してくれるサービス、フィードバックと学びが得られるサービスが必要になってくるのです。そして、私が使えると思ったのが、好きな英作文を提出すれば添削してフィードバックしてくれるという以下のサービスです。 

 上記サイトでは、ビジネス用にスピード校正をしてくれるサービス以外にも、 単語数ごとに有料で添削&丁寧なフィードバックをしてくれるサービスがあります。例えば以下の通りです。

英語

IDIYの英語添削サービスの具体的な内容

 私は上記のように直してもらった文章で、以下の通り、英語のツイートを始めています。これなら、正しい文章で、誤解の無い内容で、ツイートを気軽にできます。

 このように、①②③は完全に我流ではありますが、これまで、継続化の仕組み化とPDCAサイクルを回す仕組み化ができていなかった自分にとっては、それなりに新しい試みで、相当真剣に英語に向き合おうとしている状態であります。

 当面は、上記のような形で英語学習を続けてみて、効果がありましたら、また別途報告させて頂きます。