おっさんの韓国生存記

韓国で住んでいる中年の男です。

転職と個人事業

同じ会社に10年以上いて、役員になれる可能性がゼロに等しいということであれば、即座に動くのが懸命な判断だ。しかも、現在の上司とは馬がまったく合わず摩擦が起きている状況で、仕事もミスが多く私の適正とは合わないことは明確になっている。であれば、少しでも可能性があり、私のこれまでの経験が生きる異業種への転職が収入アップにも繋がるのではないだろうか。ということで、私はこれから当分の間は転職活動を並行して行うことにする。

もちろん、これまで通り読書と米国会計士の勉強は続けるつもりだ。これはテニスの素振り練習のようなもので、この社会を生き抜くための日課である。一方で、月給という固定収入に加えて、個人事業にする収入の割合を増やしていくのが、将来の生活のためである。個人事業として何を行えばいいのか、毎日のように考えている。株式投資やブログ作成は副業のような感覚なので、個人事業とは言えない。私が行いたいのは、個人法人を立ち上げて、その代表取締役になることだ。サラリーマンかつ社長という肩書きを40代のうちに作り、50代になる前にサラリーマンは引退だ。そして、近々家を売って引越しをし、部屋を図書室兼事務所のような構造にして、お金を稼ぐ環境を整えたい。

まだ、意欲する自分がいる。ニーチェは人間という存在を克服する権力への意志こそが、人間の存在意義であり、自己を価値評価して、超人にならなくてはならないと諭した。私はその権力への意志がどうやらあるようで、今の自己を改革したいという意志も強いようだ。これこそが<生きている>という感覚そのものなのかもしれない。

誠実に、毎日、自己を少しずつアップデートせよ。1%でもいい。少しでも自分を高めよ。その積み重なりが複利効果をもたらし、ビッグジャンプをする段階にたどり着く日が来る。だから、毎日、心の赴くままに、積み重ねていくのだ。こつこつと。