おっさんの韓国生存記

韓国で住んでいる中年の男です。

モテる男になるためのマーケティング

 こんにちは。今回はモテる男のマーケティング戦略というものを論じてみたいと思います。モテる男になるためには戦略が必要です。つまり、どうやって自分を魅力的に認知させ、女性の懐に入って行き、体の関係に発展させるかという、段階別の戦略が必要となります。女性は、男性に対して本能的に価値を比較測定し、男性と自分とつりあっていると判断できた場合に、その男性を受け入れます。つまり、ここに等価交換の原則が存在しているのです。
 従って、モテるためには、まず、女性に自分と等価である、あるいはそれ以上の価値があることを認知させなくてはなりません。男性は自分の価値を知り、それを伝え、そして価値を毀損させないような行動を継続的にとることが前提です。では、そのためのマーケティング活動とはどういったものか、下記の書籍を参考にまとめてみたいと思います。 
 
 

1.市場参入のためのSTP戦略

 恋愛市場において、顧客は女性となり、男性は商品という風に考えてみて下さい。女性にはそれぞれ自分の好み、つまりニーズというものがあり、過去の経験からくる一定要素への選好や自分の不足要因への補充など、ニーズは様々に存在します。
 恋愛市場における女性のニーズというのは一般的に6つの要因の組み合わせです。つまり、ルックス、対人スキル、社会的魅力(頭がいい、地位が高い)、お金(年収、地主)、精神的魅力(幅広い知識、異性慣れ)に分けられ、男性の魅力というのは、各女性がどこに加重値を置くかによる総合得点により評価されることになります。
 従って、まずは自分の強みを知ることが重要です。そして、自分の強みがニーズとして存在するセグメントへの露出が必要となります。例えば、年収500万円以上の男性のみが参加できる婚活パーティーであれば、お金に強みのある人は人気度が上がる可能性が高いわけです。そこで、その他500万円以上の男性との差別化(その他の強みを組み合わせる等)をしながら、そのセグメントにおける自分だけのポジションを取り、そこにピンポイントでニーズを持つ女性をさらに探していくと、成就する確率が上がってくるという計算になります。
 ここで強調しておきたい点が1点あります。自分の強みにニーズを感じる女性は天から降ってくるものではありません。新商品を出して広告をし認知度を広げるように、自分の強みが分かれば、その認知度をまずは高めなくてはなりません。ですので、たくさんの女性に自分の存在が認知されるよう、出会いの場に積極的に参加していくことが必須の条件です。

2.ターゲット女性に選んでもらうためのAIDA戦略 

 上記のようにSTP戦略が固まれば、後はマーケティング行動を実施しましょう。詳細は本書を読んでいただければと思いますが、筆者なりにマーケティングの消費者行動モデルのフレームワークで整理してみますと、下記の通りになります。

モテる男のマーケティング

 ここで重要なことは、とるべき行動をとることよりも、してはいけない行動をしないことがポイントです。注意を引く段階で潜在的な恋人候補になったとしても、その後の段階でマイナス要素が生まれると、失望が大きくなるからです。人間というものは、ギャップを好むと言われますが、それはマイナスからプラスへの大きなブレが生むいい意味での期待はずれもしかることながら、してはいけない行動をすることによるプラスからマイナスへの大きなブレは、大きな失望と化してしまい、アナタの魅力を全てだめにしてしまいます。

 ご参考下さい。