おっさんの韓国生存記

韓国で住んでいる中年の男です。

管理職が鬼滅の刃無限列車編を見るべき3つの理由

 標題の通りです。今更見たのですけれど、鬼滅の刃無限列車編を見まして、興奮が収まらないというか、余韻が半端がないので、感じた事を簡単に記しておきたいと思います。特に3では、管理職が学ぶべきだと思う煉獄杏寿郎の3つの特徴を述べていますのでご参考下さい。

 

1.主人公は煉獄杏寿郎である

 この漫画の主人公は竈門炭治郎ですが、この映画の主人公は煉獄杏寿郎でしたね。鬼殺隊の柱としての強さと責任感、そしてその内面にある家族との関係等、煉獄杏寿郎にフォーカスを当てた内容となっており、最後に壮絶な死を遂げてしまうのですが、最後の最後まで、先輩とは、責任とは、正義とは何かという点において、全くぶれない一貫性のある姿に、信頼感と芯の強さというのがものすごく伝わってきたんです。

2.人の心に土足で入ってくる鬼

 今回の鬼の血気術は、人間にその人にとって心地よいあるいはトラウマをよみがえらせる夢を見させて、その隙にその人間の無意識にある核を破壊し、廃人にしてしまうという能力でした。しかし、主人公3人トリオと煉獄杏寿郎は、無意識においても芯がしっかりしていたため、鬼が土足で経ち入れるほどメンタルが弱くないという展開になりました。そして、人の心の傷や本当に大事にしているものを侮辱するという鬼の行為に心から怒る丹治郎の姿に、ハラスメント管理職への私の個人的な気持ちが重なってしまい、いつの間にか自分の拳を強く握っておりました。

 

3.煉獄杏寿郎から学ぶべきこと

 煉獄杏寿郎の姿にはいくつか管理職こそが学ぶべき要素があります。それは、①圧倒的な技術、②圧倒的な責任感、③圧倒的なメンタルです。これを仕事に当てはめて見ると、①圧倒的な知識とスキル、②圧倒的な部下への配慮、③何があってもあたふたしない冷静さとなるかなと。どちらにせよ、この3つを兼ね備えていれば、部下達は自然に尊敬と信頼を寄せるようになるのだろうなと感じた次第です。 

 特に、煉獄杏寿郎の桁違いの強さと状況判断の速さに主人公達は圧倒されていましたね。そんな上司や先輩を目指したいものです。そして、後輩を侮辱するなと本気で上弦の鬼に怒る煉獄杏寿郎には、後輩への愛情と育成のための責任感というものを感じます。最後に、上弦の鬼から何度も「鬼になろうよ」と誘われるのですが、全く動じずに「ならない」と何度も即答する姿、そのぶれない態度に、一貫性というものを感じ、本当に信頼できるキャラクターだなと感心しました。

4.因みにBGMもよかった

 特に戦闘シーンでの華麗な鮮やかな動きに合わせた力強いBGMが、スクリーンへの没入度を高めてくれました。


【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の戦闘BGM【Demon Slayer】

 そして、煉獄さんの死の後に締めくくられるエンディング曲を聞いていると、映画から抜け出せなくなる状態になり、映画が終わっても、映画館から出ようという意思が骨抜きにされている自分に気づきました。


炎 - LiSA(フル) 鬼滅の刃